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★クリケットだけじゃない!インドのマラソン大会から見るスポンサーの実態とは★ インフォブリッジ通信 VOL. 63

Published on
May 1, 2023

■ Pick UP! News

クリケットだけじゃない!インドのマラソン大会から見るスポンサーの実態とは

先月、インド在住スタッフがインドのデリーに隣接する新興都市グルガオンで開催されたマラソン大会に参加してきました。多くのスポーツ大会でもよく見られるように、運営には複数のスポンサーがつき、各社のロゴが会場ポスターやイベントウェブサイトに掲示されたり、会場にブースを設置したりと、PR活動が行われていました。今回は実際に、大会の様子やスポンサーの状況などを紹介します!

参加した大会は、インドのデリーに拠点を置くスポーツイベント運営会社TUFFMANが主催したハーフマラソン大会。3km、5km、10km、21kmのレベル分けがあり、参加者は合計754人。男性の参加者が多く675人で、女性は79人でした。当日は早朝5時半から太鼓の音とともにスタートし、給水スポットにも太鼓の盛り上げ隊がいるインドらしさがある大会でした。

(写真:ルートマップ)

イベントとして、大会前日と大会当日の2日間があります。大会前日は、ランナー番号がかかれたゼッケンを受け取る日で、このゼッケンがないと運営サイドからランニングの記録を取ってもらえないので、参加者はイベント会場に訪れます。会場ではスポンサーからの試供品や大会の記念Tシャツをもらえたり、帽子やパーカーなど大会のグッズ販売ブースも出ています。

(写真:ブースに訪問する人々)

協賛しているスポンサーは、国内外の様々な企業で、試供品は、プロテイン商品を提供するインド企業からプロテインシェイクと栄養補給フレーク、スキンケア商品を提供するインド企業からケガ予防クリーム、サプリを提供するグローバル企業から栄養補給サプリが、大会前日のイベントで配布されました。

配布された試供品は、手のひらサイズの小さなものというのは共通しており、説明付きパッケージの中に商品が梱包されている「試供品用」のものもあれば、商品そのものを配布しているところもありました。

大会当日には、脂肪燃焼やマッサージの機器を提供する米国企業がブースを出展。商品の体験ができるようになっており、大会後の朝8時頃のブースは人だかりができていました。

いかにもマラソン体型の人からふくよかな方まで様々な方が参加していますが、共通するのは体を動かすことが好きであることや健康への関心があることでしょう。また、インドで運動する人は経済的に余裕のある人が多い傾向にあり、筆者が話しかけた人にはビジネスマンか高い教育を受けた富裕層なのか英語話者が多かったり、大きめの車を持っている方がちらほら居たりと、ランニング走者も例外ではなさそうです。スポンサーは、このような健康にお金をかけられる参加者を狙った企業が多い印象で、試供品やブースを通して体験を生める認知拡大の場としているようです。
インフォブリッジでは、このようなインドで開催されるイベントや展示会などに関して、スポンサー提供に適切なイベントの探索や選定から当日運営の代行まで、ワンストップで承っております。お気軽にお問い合わせください

■ インド日系企業関連ニュース

2023年3月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、

【3月6日】ダイソーがデリー首都圏進出、ノイダ店開業

【3月10日】ルネサス、インド2カ所に半導体開発拠点を設立

【3月29日】ホンダ、インドで23年度に電動二輪 30年に年産100万台

■ 業界情報

インドのヘルスフード市場医療~健康志向の高まり、免疫力向上への関心の高まりから、インドでも健康食品への嗜好が高まっている。FSSAIによる健康スターレーティング導入が決定など、市場成長に伴う環境整備も開始されている。

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