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★日系も出展!デリーで開催されたコミックの祭典「コミコン」レポ★インフォブリッジ通信 Vol. 72

Published on
Feb 12, 2024

■インフォブリッジからのお知らせ

明けましておめでとうございます。新年も宜しくお願い申し上げます。昨年はより一層のお問い合わせをいただき、皆様の関心がインドへ向かっていると感じた1年でした。今後も皆様のインド市場進出のお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ!

 

コミックの祭典であるコミコンが、2023年12月8日~10日にインドのデリーで開催され、弊社スタッフが訪問しました。今回のメルマガではイベントの内容や客層等の印象を紹介します!

 

コミコンとは、1970年コミックのコンベンションとしてアメコミ愛好家のシェル・ドルフ氏を中心に開催されたことが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントです。フランス、イギリス、台湾など世界各地で開催。発祥地アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、漫画のみならずアニメ・ゲーム・映画と内容も拡大し、13万人以上の来場者が集まる大イベントに発展しています。インドでは2011年の初開催から、直近では2023年にベンガルール・デリーで、2024年にハイデラバード・ムンバイ・チェンナイでコミコン実施が予定されています。

 

2023年12月にデリーで開催されたコミコンは、展示会やファッションショーなどで使用される15000平方メートルと規模の大きい会場NSIC Exhibition Complexで催されました。

 

(写真:特設ステージでDJが音楽を提供)

 

入場料金は、1日パス799ルピー。インドで映画を見ると200~600ルピーほどなので、通常の映画を見るより高価格です。この価格設定にも関わらず、3日間で合計 46,000 人の来場を数えました。スタッフが行った土曜日の客層は10-20代が多く、男性が7割を占める印象でした。入場時には10数名のハイタッチをしてくれるスタッフがおり、イベントの来場を歓迎してくれました。それが終わると、ノベルティグッズ受け取りブースがあり、記念コミックやポスターが入ったカバンが提供され、会場に入場しました。

場内には、DJの音楽ライブやコスプレイヤーコンテストが行われる特設ステージ、コミックやゲームに関連するグッズ販売ブース、ゲームアリーナが常設。ゲームアリーナでは、約100のゲームステーションが設置され、毎日トーナメントを開催し賞金や賞品も提供されていました。ブースには、日本のマンガを題材にしたグッズも多数あり、ナルト、デスノート、呪術廻戦、ワンピースなどの商品を取り扱うブースが多く点在。日系企業はマンガを配信する出版/印刷企業、ゲーム/エンタメ企業、写真印刷サービスを展開する企業などがブースを出展しており、どこも多くの人で賑わっていました。

 

(写真:フィギュア販売ブース)

 

ブース出展者に話を伺ったところ、グッズやガチャガチャ1回500~1000ルピーなどの体験は日本と比較すると3倍以上するにも関わらず売れ行きは好調とのことでした。インドのアニメやゲーム市場の対象はアッパーミドル層で、旺盛な消費を目の当たりに感じることができました。

 

インフォブリッジでは、貴社に合わせたターゲット層のインド人嗜好調査や様々な業界の市場レポートなどインドの市場調査やコンサルティングを提供しております。お気軽にお問い合わせください。

 

 

■ インド日系企業関連ニュース

2023年12月に発表されたインドにおける日系企業に関する主なニュースは、

【12月20日】三井金属、IITデリー校とグリーン水素事業で提携

その他のインド日系企業関連ニュースは、→こちらをクリックしてご覧になってください!

上記以外にも、多数ニュース記事を紹介しております。

 

■ 業界情報

インドの再生可能エネルギー市場は、世界最大規模のプロジェクトが増加し、グローバル市場でのプレゼンスも拡大している。詳細情報はこちらのコラムをどうぞ!

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